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CDが売れない、ってことについてなんとなく思ったこととか [雑記]

 ヒャッハー春休みだ!って感じな今日このごろです。レポートがまだ一つあるんですけどね。そういえばこのブログってなんでもブログだったなー、ということを思い出したのでつらつらと。


 
 さて最近、というよりもうここ数年言われていることですが音楽CDが売れない、と。昨年のオリコンのランキングを見ても上位は、というよりランキングに乗る多くの曲が特典商法、とでもいえそうなものばかりです。これに関しては別に自分に対して影響がある問題でもないのでとりあえず置いときまして、若者にCDが売れない、ということについて少し。
 

 そもそも本当に売れてないのか?ということをきちんと調べたわけではないので前提が怪しいといえばそうなのですが、とりあえずあまり売れていない、ということで話を進めます。現在音楽を聞く環境自体は10年前なんかと比較するとよっぽど充実してるんじゃないでしょうか。趣味のオーディオは音楽芸術への敬意から始まるなんてのもありますが、こんなことを言ってるからピュアオーディオへ進む人が少ないんじゃ、とか思ったり、そもそも行為の意味まで言い出すから宗教とか言われるんだろう、とかとか個人的には色々思う所はありますが本筋とは全く関係なかったですね。現在はそれが合法なのかは置いといてYoutubeやニコニコ動画に代表される動画共有サイトで邦楽、洋楽問わず多くの曲がアップロードされており、DL配信がなんやかんやで伸びてきていることもあって携帯電話から、あるいはPCから簡単に聞くことができます。更にレンタルもあればラジオもいまやインターネットで聞くことができるので本当に多種多様な方法を選ぶことができるようになりました。これは10年前には考えられなかったことです。というか振り返っているこの時点で感心してるレベルです。


 なんですが、考えてみるとラジオやテレビ番組を除けばこうした選択肢は全て能動的に選ぶものであって、受動的に受け取るものではありません。SONYがMusic Unlimitedをやってますが、こういったサービスはまだまだ少数派です。この恩恵を大きく受けているのは音楽にもともと興味があった人で、様々なジャンルに手を出してみたり、あるいは懐かしい曲を探してみたり、というところで便利に使っている人が多いかと思います。一方でそもそも音楽に対して興味を持っていない人にとってはそれこそ必要な曲だけを聞くなり落とすなり、といったところでしょう。つまるところ音楽を聞くための手段は発達した一方で、音楽を聞く「きっかけ」が作られる機会、というものはこういった手段の増加と比較すると昔とあまり変化していないのでは、と思われるのです。むしろ音楽番組が多かった10年前の方がきっかけを作る機会は多かったかもしれません。若い人にとって、とりあえず高校生辺りまでをターゲットとすると、曲を聞いてみたくなるきっかけ、というものはリアルの世界で得るものなのでは、と感じます。自分自身も振り返ってみると、なにかイベントで使ってみた、であったり校内で流れているのを聞いたり、友人が最近ハマってるアーティストについて喋っているのを聞いたり、というのにかなり影響されていたように思います。今はSNSがありますが、基本的には現実世界の拡張として使われているが主みたいなので恐らく大きな変化を生んでいるとは考えなくていいかと思います。


 ということで音楽CDが売れない、というのをどうにかしたいなら話題の中に音楽が出てくるようにしないとダメだろう、というのが自分の考えです。共通の話題になるのは大きな意味があるのかなーと。高いから売れない、とかありますが可処分所得に占める割合が下がってるようなので単純に価格の問題だけでは無いでしょう、というのと音楽の質なんてのは大して変化していないだろう、とか考えだすと結構面倒な問題に思えてきます。景気が悪いから売れないってのが大きい気はしますけどね!


 
 軽い気持ちで書いてたのに気づけば1500字もいったみたいで。このくらいさくさくレポートが書ければ苦労しないのですががが。たまにはこうした真面目?な路線でもいいかもしれませんね。では。
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セラミック

そういえば友人と話すとき、音楽の話題ってなくなったなあと感じます。
ただ、これはドラマなんかも同じなので、大人になったから、という気もしますが。

そういう意味だと少子化なんかも影響あるのかもですね
by セラミック (2013-02-08 18:02) 

お米2号

>>セラミックさん、nice!&コメントありがとうございます

こんな勢いだけで書いたような文を読んでいただきありがとうございます。
音楽の話題はなかなか出ないですよね。趣味の多様化など色々考えられますが難しいところです。
大衆向けの音楽は基本的には若い人に向いてるものなのでそのターゲットとなる子供が減っている、というのはかなり馬鹿にできないのでは、と確かに感じますね。
by お米2号 (2013-02-10 16:34) 

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