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TANNOY Mercury F1 Custom 感想 [オーディオ]

 スピーカーなのでレビューではなく感想です。比較するものがないとやはり難しいので。さて、TANNOYというとクラシック向け、という想像をされる方が多いかと思いますが(自分もそうでした)このモデルはそうでもないと感じます。非常に素直な音でオールラウンダーだと思います。しかしながら人気は正直微妙な気がします。TANNOYを買うなら上のシリーズを、となりそうですし、視聴できるところが圧倒的に少ないですし。さらにTANNOYブランドのペアのスピーカーとしては価格的には下から2番目ですし、微妙な立ち位置だと正直感じます。しかしながらフロントバスレフという狭い部屋に住む人間にはありがたい仕様。ということで簡単な感想を。


低音域:サブウーファーのせいで結構わかりづらいですが・・・。量、伸びはサイズ相応かと。無理には出していない感じがします。あんまり期待はしないほうが良さげな。

中音域:そこそこ明瞭。艶っぽさがあるというかのびのびとしているというか。湿っぽさと明瞭さを感じます。質感は柔らかめです。

高音域:量はそんなに多くないです。きれいに上まで伸びているみたいで、手持ちのヘッドホンよりいいかも。そこそこ細めで分離はそこまでよくないです。鮮やかさもそれほどはない。

その他:雰囲気を出すのが非常に上手で、クラシックで大編成のものを聴いてみるとなんというかリアルさがあります。聞き込んでみると演奏者一人一人がわかる、なんて分離の良さなんかは全くないのですが、空気感、雰囲気をきれいに出してくれます。なので得意なジャンルはとなるとクラシックでも特に大きい編成のものやジャズの比較的暗い雰囲気をもったもの、になるかと思います。ただこれは特に選んだからであって、基本的にどんな曲を聴いてもその曲の持つ空気・雰囲気を出してくれるので普通に聴けます。苦手がない、という感じです。



 簡単に?という疑問がわいてきましたが、使い勝手の面を少々。フロントバスレフなのでセッティングがしやすいです。また低音の調節用にスポンジが付いています。つけるとただでさえ多くない低音域の量と厚みが減るので基本的には外したままでいいかと。また音量の取りやすさは普通(たぶん)。アンプに負荷をあまりかけてない・・・気がします。セッティングには比較的寛容な感じがあり、楽に使ってます。サランネットは外すと音が明るめに、つけると曇り気味になるように感じますが、正直なところどちらが好ましいかで選んでいいと思います。このスピーカーの場合多少の曇りはむしろプラスになることがありますし。自分はほかのスピーカーとの整合性を取るためにはずしています。


 感想はざっとこんな感じです。アンプが貧弱なのでいいものを奢ればもっと良くなるかもしれませんが、いつも好きな音量でならせるわけではないので今のところ変更の予定はなしです。関係ないことですが、ヘッドホン祭りは行けそうにないです。次の日練習試合&練習午後から・・・。試合は出たいしさぼれないし、ということで散財を(マテ

 EW9のレビューでもやるかも。外ではこればっかり使ってるかも知れません。では~。



 
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お米2号

>>ab-ovoさん、niceありがとうございます
by お米2号 (2009-05-30 19:16) 

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