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OLYMPUS SZ-20 レビュー [デジカメ]

 3ヶ月ほど使ってみての感想です。

My New Camera_2

・デザイン
個人的にはなかなかカッコイイと思います。外装は樹脂製ですが、パッと見ではそういった安っぽさも無いです。
またグリップがしっかりしていて握りやすいのも良いです。

・レスポンス
余計なアニメーションのお陰で操作に対して画面の追従は悪いです。特にホワイトバランスを変更するときや露出補正時にはイライラすること間違いなしです。AFのレスポンスはそこそこ、撮影間隔も悪くは無いです。ただ連射時の書き込みや高感度での撮影時の処理などが入ると次の一枚がなかなか撮影できないことも。

・液晶モニタ
かなり見やすいです。明るさを最低にしても十分な明るさがあり、屋外での使用も問題ありません。また3型という大きさで46万画素あるので精細さも十分でピントの確認なども問題ないです。92万画素級のものもあるのでそれらと比べると若干劣りますが、ピントの確認などには十分なクオリティーです。

・画質
1/2.3型で1600万画素の裏面照射型CMOSなだけありドロドロです。というか画質に期待するものではありません。ノイズリダクションが強く、かつ不均一にかかるためか細部の描写はさっぱりで、かつ色乗りが悪いためイマイチ冴えない感じになります。またこの大きさのボディーに高倍率のレンズを載せたためかレンズ性能自体があまりよくない様にも思えます。ワイド側の歪曲収差を補正したことによる解像感の低下、テレ側の低コントラストは気になるところです。なにより縮小表示でもノイズリダクションが強すぎてぶれたように見えるのは・・・

・高感度ノイズ
かなり塗り絵のようになりますがノイズはかなり抑えられています。ただ低感度での画質がすでに・・・なので感度が変わってもあまり変化がない、ということでもあったり。

・使い勝手
基本的にオートが気軽に撮影するカメラだと思います。24-300mmという焦点距離はかなり便利で、かつこのサイズに収まっているためスナップには使いやすいです。動画もワンアクションで取れるためなかなか便利です。後述する電池の問題さえなければよかったのですが・・・

・バッテリー
かなり悪いです。かなり明るい液晶モニタがあり、かつかなり小型なバッテリーのためか使ってみると150枚も持ちませんでした。液晶モニタを最低輝度に設定してもかなり明るいこと、またパワーセーブに関する機構がかなり微妙なことが原因でしょう。最近の機種にもかかわらずこのあたりの融通が効きません・・・。もしメインで使うならば予備バッテリーが必需かと思われます。

・マクロ
寄れることにはよれますが少し中途半端です。まず通常モードではワイド側で10cm~となっており、24mmという焦点距離を考えると結構遠く感じます。テレ側ではそこまでよれません。スーパーマクロモードにすると46mm付近でレンズ前1cmくらいまで近づけるようになりますが、どうせなら他の焦点距離でも寄りたい、と感じてしまいます。

 とこんな感じでしょうか。画質と電池の持ちさえ割り切ることが出来ればなかなか便利なカメラです。オートで使うには十分かな、と感じます。SZシリーズもモデルが氾濫しすぎてよくわからないことになってきていますが、なかなか悪くない選択肢だと思います。
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